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別府整体 奮闘記(ブログ)

健康コラム ~「腸炎」について ~

インフルエンザの流行季節になりました。
インフルエンザ同様に多いのが「腸炎」だそうです。今月は「腸炎」についてです。

伝染病や感染症でなければ、自宅で安静に。

腸炎

腸の粘膜に炎症がおき、急激に下痢や腹痛、吐き気やむかつきにおそわれるのが急性腸炎です。
多くの場合、原因は暴飲暴食や寝冷えなど、一時的な不調ですが、食中毒、大腸菌などの細菌感染、腸チフスやコレラのような伝染病や感染症も考えられます。
高熱が出て、便に粘液や血が混じるときは、伝染病や感染症の可能性があります。急いで医師の診察を受けましょう。
寝冷えや暴飲暴食などの場合は絶食し、腹部をあたためて安静にして、症状がおさまるのを待ちます。下痢がひどいと、脱水症状がおきることもあります。湯冷ましや番茶などで水分補給し、症状がおさまったら重湯、お粥の順でふつう食にもどします。
急性腸炎の慢性化や、長年の不摂生などが原因で、慢性腸炎になることもあります。栄養価が高く、消化のよいものをつとめて食べ、早いうちに治すよう心がけましょう。


下痢をしているときの食事に玄米
米

体をあたため、白米よりもビタミン、ミネラルを豊富に含むので、下痢をして体力が落ちているときに最適です。内臓を強くし、血行をよくするはたらきもあります。元気の無い人、顔色のわるい人、冷え性やかぜをひきやすい人の体質改善に役立ちます。
ただし、ふつうに炊いて食べると消化がよくありません。病中や病後には、消化、吸収のよい玄米湯やお粥にして、よくかんで食べましょう。

【玄米湯】の作り方

材料 玄米   140g(カップ1)
大豆   カップ1/5
コンブ  5g
水    800ml(カップ4)
作り方 ①コンブはカップ4の水に一晩つけておく
②大豆は中火で豆臭さがとれ、香ばしくなるまでいって、ミキサーにかけて細かくする。玄米も焼き色がつくまでいる。焦がさないようにゆすりながらからいりする。
③コンブのだし汁に大豆と玄米を入れ、弱火で約15分煮る。
④煮汁だけ飲む
腸の炎症を鎮めるお茶
お茶

お茶の成分のタンニンには、胃腸の炎症を鎮めたり、粘膜をひき締めるはたらきがあり、中国では、下痢止めの薬として用いられています。水のような便の下痢があり、のどが渇くときによく効きます。
絶食中には、水分補給のために、うすめの番茶を飲みますが、下痢どめには、濃い煎茶を使います。
濃く入れた煎茶に、しょうがの絞り汁を少し加え、ゆっくりと飲みます。

慢性の下痢によく効くうめ
うめ

すぐれた整腸作用で下痢を止めます。抗菌力が強いので、細菌性の腸炎による下痢、嘔吐にも効果を発揮します。
梅干、梅肉エキス、烏梅(うばい)など、加工したものを使いますが、どれも効用に差はありません。生の青うめは、中毒のおそれがあるので食べられません。
烏梅は中国で薬用に使われるもので、市販されていますが、手作りもでき、保存もききます。下痢止めには烏梅を煎じたり、粉末にしたものを飲みます。

【烏梅】の作り方

作り方 ①半熟のうめの表面に、木炭を塗って表面を黒くする。
②蒸し器などを利用して、砂糖で24時間くん製にする。
③日干しにして、カラカラに乾燥させる。
整腸作用があるしそ
しそ

薬効は薬や実にあり、香りの成分には、防腐作用が含まれています。胃や腸のはたらきを活発にして、冷えが原因の下痢も治します。
乾燥した葉を細かく砕いたもの茶さじ1にお湯を注いで飲んだり、5gを煎じて飲んでも効き目があります。魚やカニの中毒による腸炎には、生のしその葉を食べる方法もあります。
乾燥させる場合は、葉は夏に採って半日日干しにしたあと陰干しにし、実は秋に採り陰干しにします。

なるほどゼミナール ~渋いお茶ほど下痢に効く~

お茶

お茶の渋みはタンニンによるものです。このタンニンは、口腔・消化器官の粘膜に作用して、組織ををひき締めるため、下痢どめになります。
タンニンの含有ランキングは次のとおりです。(浸出液100ml中)。
① 玉露(茶10g/お湯60ml)・・・・・  230mg
② せん茶(茶10g/お湯430ml) ・・・ 70mg
③ ほうじ茶(茶15g/お湯650ml)・・・ 40mg
④ 番茶(茶15g/お湯650ml) ・・・・ 30mg
玉露は甘い味で知られますが、タンニンも意外に多く、群を抜いています。いざというときの下痢どめにどうぞ。ほかのお茶も濃く入れるのがコツです。

参照:主婦と生活社「食べて治す医学大辞典」

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